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ミステリの祭典

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氷の眠り
スケルトン探偵ギデオン・オリヴァーシリーズ

作家 アーロン・エルキンズ
出版日1993年02月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 5点 nukkam
(2015/10/22 19:46登録)
(ネタバレなしです) 1990年発表のギデオン・オリヴァーシリーズ第6作の本格派推理小説で、「暗い森」(1983年)以来久しぶりの米国が舞台ですが今回はアラスカなのでトラベルミステリー要素は十分にあります。相変わらず骨がらみでギデオンが活躍していますが今回はちょっとひねってあるところが新趣向です。ただ23章の最後で説明されていますがギデオンは今回部分的にしか役に立っておらず、そこが微妙に物足りません。また骨以外の手掛かりが十分とはいえない謎解きであることもちょっと不満を感じました。

No.1 7点 Tetchy
(2008/07/15 21:52登録)
今回の舞台はアラスカ。
スケルトン探偵、世界中を飛び回りますな。
そして氷河から出てきた30年前に遭難した調査隊員たちの骨の鑑定を行う。
遭難死したと思われた隊員の骨にピッケルで殺害された跡を見つけてから、疑惑が生まれる。

今回はジョン・ロウが再び登場。このキャラクター、かなり好きだなぁ。
まずFBI捜査官に見えないほど、あっけからかんとしてる。
物語の作りとしてはオーソドックスだが、水準はきちっと保っているので、安心して読める。

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