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ミステリの祭典

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螺旋階段のアリス
アリスシリーズ

作家 加納朋子
出版日2000年11月
平均点7.00点
書評数7人

No.7 6点 白い風
(2012/09/29 20:11登録)
脱サラをして探偵業を営んだ仁木と美少女助手安梨沙とのやっぱり日常ミステリですね。
全編を通して「不思議の国のアリス」のキャラの話が出てくるので、「アリス」を読んでいるとより面白いかもね。
(ちなみに私は読んでません)
ただ、加納さんの他の日常ミステリに比べるとちょっと小粒感は否めませんね。

No.6 6点 vivi
(2009/09/20 16:45登録)
こういうほのぼの系というか、
「女の子」系のミステリも、たまにはいいかな~と思いました。
本当の探偵事務所て、もっとドロドロなのだと思うけど(偏見?w)
アリスが独特の磁場を作ってる感じですね。

もっとダークなハードボイルドに憧れてる(?)仁木の、
心のボヤキが面白いです(笑)

No.5 7点 なの
(2004/09/21 17:42登録)
『不思議の国のアリス』をモチーフに描かれる、優しく暖かい世界。
真相が必ずしも驚きに満ちている訳ではなく、ミステリとしての評価を高くは出来ませんが、読後感がとてもいい作品でした。
ラストに登場する奥さんのキャラクターがいいですね。

No.4 7点 884
(2003/12/22 11:36登録)
 おもしろいです。
 中年探偵と少女助手の擬制的な父娘関係。最後の話しに仁木の妻と安梨沙の父と従兄が出てくるだけで、ヒロインである安梨沙が出てこず、安梨沙の内面の掘りが妻を通じてになってしまい少し薄い気はしますが、気分のいいエンディングになってると思います。

No.3 7点 ごんべ
(2003/10/13 16:41登録)
物語は、リストラで30年勤めた一流企業を辞めた男・仁木順平がはじめた探偵事務所に最初の訪問者としてやってきた不思議な少女・市村安梨沙。
その彼女を助手として雇ってから解決していく数々の事件。
ラストは常に謎めいていた彼女の秘密が明かされる。

全体的にどの話も物悲しさが漂っているのだが、久々に誰も死なないミステリであったため読後感も良かった。

No.2 10点 文月
(2001/10/14 03:32登録)
電車のなかで、泣けてきて困った。

No.1 6点 美来
(2001/08/03 11:23登録)
「〜和子の名を呼ぶ」の次に読んだので、そのギャップにびっくりしました。
こちらは気持ちの良いミステリ短編。
楽しい読み物でした。

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