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ミステリの祭典

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らせん
リングシリーズ

作家 鈴木光司
出版日1995年08月
平均点7.00点
書評数3人

No.3 10点 もち吉
(2019/07/11 09:19登録)
前作リングとは違い、ホラー色は薄れ、SF色の強い作品になっている。とはいえ、後半、女の正体が明かされる場面のような、展開が読めているにも関わらずぞっとさせられるような描写力はさすがである。
個人的にはリングよりもらせんのほうが好きかもしれない。いや、だいぶ好きだ。これはあまりに面白すぎる。
一番感心したのは暗号を解く過程の描写、そして何よりウィルスの「実物写真」を掲載してしまった所だ。これは怖すぎる。SFチックな作品に少なくないリアリティを付与するための本当に秀逸なアイデアである。

No.2 4点 江守森江
(2010/07/27 08:52登録)
書評1000件カウントダウン「3」
「リング」の後日談を同場面を混ぜながら描いているのでややクドい。
ホラーテイストな映画と違い原作ではホラーで終わる「リング」の科学的(遺伝学的)解明過程が描かれSFサスペンスに変貌した。
よって私的なミステリーの範疇に含まれる作品になったが、逆に純然たるホラーの楽しさは失われた。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」の枯れ尾花が科学的だと非常にシラケる。
来月にはテレ東でシリーズの映画版一挙放送があるので映画を楽しみたい。

No.1 7点 Tetchy
(2008/06/16 14:50登録)
大ヒットホラー『リング』の続編。
高山の死の謎をかつての大学時代の同級生である監察医安藤が探るといった内容。

途中『リング』と重複するところがあり、退屈したが、そこも大事な伏線だった事がわかる。
しかし結末は自作が思った以上に大ヒットした事を皮肉るような内容になっている。
しかし、やっぱやりすぎだなぁ、あの結末は。
何でもアリ過ぎる。

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