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ミステリの祭典

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降霊会の怪事件
クリッブ&サッカレイ

作家 ピーター・ラヴゼイ
出版日2002年06月
平均点4.00点
書評数2人

No.2 5点 nukkam
(2020/06/04 21:15登録)
(ネタバレなしです) 1975年発表のクリッブ&サッカレイシリーズ第6作です。作中時代は1885年、自宅に電灯があるのが珍しいという描写がありますがそんな時代に感電死事件の謎をもってきています。ハヤカワ文庫版の巻末解説では親切にもシリーズ全長編の特徴を紹介していますが、本書はその中で最も本格派推理小説らしさを発揮しており緻密な謎解きを楽しめると紹介しています。しかし残念ながらプロットも推理説明もわかりにくい作品でした。事件のきっかけとなる盗難の真相説明はさらりとし過ぎて読み落としかけたし、降霊会で電気仕掛けの椅子に座らせる目的もよくわからず感電死トリックも説明が上手くありません(私の理解力不足もありますが)。色々と伏線があったことは何とかわかたものの、それがどのように真相に結びつくのかがやっぱりわかりにくかったです。もう少し推理の切れ味がほしいです。

No.1 3点 あびびび
(2011/01/31 14:01登録)
降霊会が行われ、その最中に若き霊媒師が殺された。その会に参加していた6名の内の誰かが犯人…と目を付けた刑事部長は念入りに捜査を続け、降霊会を再現し、その中で矛盾を探し犯人逮捕を目指すが…。

その背景、トリックにはなんら驚くことはなく、英国ミステリの本格化としての切れ味は感じられなかった。単純な内容にしては長すぎる気がする。

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