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ミステリの祭典

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珊瑚色ラプソディ

作家 岡嶋二人
出版日1987年02月
平均点7.00点
書評数3人

No.3 9点 モグ風
(2018/07/14 20:02登録)
最初のつかみは良く、抜群のリーダビリティ。
先が気になり、一度読み出すと止まらない。  
敢えて短所をあげるとインパクトが少し弱いくらいかな。

No.2 6点 COBRA
(2008/06/19 16:12登録)
冒頭からグイグイと!でもばれるっしょ。

No.1 6点 こう
(2008/06/04 22:41登録)
 結婚を控えた主人公が海外から帰国したとき婚約者は盲腸で倒れ記憶喪失、そして一緒にいた筈の女友達は行方不明で現地の人はその婚約者が女友達ではなく男と一緒にいたと証言する、というアイリッシュの幻の女に少し似たストーリーからスタートするサスペンスです。
 この婚約者が受けた理不尽な行為もこの作品の真相のためならありかな、と個人的には納得しました。
 また変なたとえですが一人分の空きしかない船の前で二人溺れていたらどうするか、というのに似た究極の選択のストーリーもあります。
 作品としては主人公カップルに感情移入しやすい作風に仕上がっており決して明るい内容ではないのですが楽しく読めました。

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