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ミステリの祭典

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「神田川」見立て殺人
間暮警部の事件簿シリーズ

作家 鯨統一郎
出版日2003年02月
平均点3.00点
書評数2人

No.2 4点 江守森江
(2010/12/31 00:06登録)
なんちゃってミステリー作家だと思いミステリー以外の部分を話のネタにするつもりで読めば結構楽しめると感じた。
メグレ警視をマグレ当たりと合わせた主人公・間暮警部の歌謡曲好きには非常に親近感を抱いた。
「神田川」は銭湯の思い出が無いのでさほど好きではないがムード歌謡「別れても好きな人」はカラオケで嫁とデュエットする選択肢の二番手(一番は「都会の天使たち」)だから取り上げられ嬉しい。
本年「別れても好きな人」を歌ったシルヴィアさんが若くして亡くなった追悼も兼ねて書評をアップする(真実は大晦日に因み紅白歌合戦が題材のミステリーをと考え図書館内を彷徨いたら棚に一緒にあったので読んでみただけ)
※警告
この作家の作品をマジなミステリーと思って読んではいけない!
壁に投げつけたくなること必至で危険です(笑)

No.1 2点 kanamori
(2010/08/22 21:24登録)
間暮警部の事件簿シリーズの第1短編集。
昭和の懐かしのメロディに乗せて、歌詞を無理やりこじつけた見立て殺人を扱っています。
作者は、よほど70年代の歌謡史に思い入れがあるのか、桜川東子シリーズ以上に歌謡曲ネタに固執していますが、ミステリとしてはクズといっていい連作でした。

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