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ミステリの祭典

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弾丸とヒマワリ

作家 箕輪尊文
出版日2026年09月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 文生
(2026/09/24 19:37登録)
第72回江戸川乱歩賞受賞作。
女子高生が自宅で射殺された事件を軸に、2人の元自衛官の目を通して、PKO問題や戦場でのPTSD、さらには現代社会における違法薬物問題などが描かれているものの、どうにもパッとしない印象です。
その主な原因は、乱歩賞の選評でも指摘されていたように自衛隊の描写はしっかりしているのに対して、裏社会の描写が荒唐無稽な点にあります。そのため、戦場帰りの自衛隊員の転落のドラマがいま一つ説得力に欠けているのです。
さらに、殺人事件の真相もいろいろ無理がある気がします。前年受賞作の『殺し屋の営業術』が面白かっただけに、個人的にはかなりがっかりな作品でした。

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