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ミステリの祭典

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保瀬警部最大の冒険

作家 芦辺拓
出版日1994年01月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 4点 kanamori
(2010/09/26 17:33登録)
楽しんで書いたであろう作者ほどは、楽しめなかった。
古今東西の映画、探偵小説、SFなどのマニアックな蘊蓄をばらまきながら、スーパーマン的警部の活躍を描いたパロディ・アクション小説ですが、唐突で状況が分かりずらい場面転換と、ひとりよがりの文章で、読者を置き去りにしていると思う。

No.1 6点 ギザじゅう
(2005/03/12 19:43登録)
良くも悪くも、探偵小説、SF、etcetcの大パロディ小説。
この薀蓄(その大半は理解できないが)盛りだくさんのぶっとびぶりは読んでて楽しい。が、文章が読みづらく、場面展開も急で、話がよめなくなることもしばしば。そこが辛いが、二度三度と読めば、そのぶん楽しめるかもしれない。

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