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ミステリの祭典

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銀河風帆走

作家 宮西建礼
出版日2024年08月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 糸色女少
(2026/07/17 18:30登録)
核兵器が存在しない世界線の2020年を背景に間近に迫った小惑星の地球衝突による災厄を回避すべく、高校生たちが知恵を絞る「もしもぼくらが生まれていたら」。部活に制限されたパンデミック中に系外流星を観測しようと天文部の先輩後輩コンビが奮闘する青春小説「されど星は流れる」。噴火による世界的な食糧危機を前に、化学部コンビが合成食糧開発に挑む「冬にあてがう」。同型の恒星船2隻が深宇宙で相見える一騎打ちサスペンス「星海に没す」。表題作は、発表時の日本のSFとしては反時代的といってもいいくらいオールドファッションな印象だったが、今や流行を先取りしていたようにも見える。前半の3編は、困難な状況のもと、少年少女が科学への信頼を基盤にベストを尽くす物語でメッセージ性が強め。

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