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ミステリの祭典

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盾と矛

作家 方丈貴恵
出版日2026年03月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 寿司芸者
(2026/04/24 11:44登録)
良作だとは思う。

探偵側と隠蔽側が競う設定は独創的であり、推理で明らかになる事実は意外性に富んでおり、テンポよく読めて、楽しめた一作。ラスト、もうひと捻りの展開があれば、更に満足でした。

文体や描写には、幼さを感じる個所も多々。”ミステリーはトリックが醍醐味”は否定しないが、軽く浅く見えてしまう描写は雰囲気を壊してしまうのも事実。


No.1 7点 mozart
(2026/04/18 19:14登録)
探偵(草津)と助手(霧島)そして敵?(氷見)の関係性が一風変わっていて第一章から第二章まではわりと普通のミステリーとして楽しめました。まず事件の(密室殺人などの)謎が草津によってあっさり暴かれた後で、氷見の「事後工作」によりそれが無効化されてしまうものの、結局草津と霧島が「知」と「暴」の合わせ技で解決(氷見の敗北)に至る、と。
ところが第三章であのような結末へまとめられてしまうとは……。確かに前の章や過去のエピソードとかでも伏線はいろいろありましたが、三人の関係性は少しずつ変わりつつも話はこの後も続いていくと思っていたので、衝撃というか少し残念だったというのが正直な感想です。


一応二人は探偵業を続けて行くようなので続編があるのかも知れませんが、その時は碧も何らかの役どころで再登場させて欲しいと個人的に思っています。もちろん氷見のスピンオフストーリーでも良いですが。

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