home

ミステリの祭典

login
家族

作家 葉真中顕
出版日2025年10月
平均点7.00点
書評数2人

No.2 7点
(2026/08/06 15:41登録)
気分が悪くなるのに続きが気になり一気読みしました。
最終章のファンタジー的なものがなければ本当に救われない気分で終わるところでした。

No.1 7点 HORNET
(2026/07/20 21:56登録)
 東京・八王子の分譲マンション最上階、1フロアを独占するペントハウスには、血縁に関わらず集まった人たちが自らを「家族」と称して住んでいた。その家長は、夜部瑠璃子という女性。いつもどぎついピンクの服を着ている肥ったその女性は、陰で”ピンクババア”と呼ばれ、警察も忌避している存在だった。だが、あるときその家から逃れ、助けを求めてきた女性から、その「家族」の恐ろしい実態が明らかにされていく―

 時折ニュースになる、"洗脳”による支配から起きる犯罪。一般人には、「なんでそんなこと起きるの?警察に駆け込めばいいのに…」と思ってしまうのだが。本作はそんな洗脳支配を題材にした作品。
 犯罪集団は捕まり、警察による取り調べが進む件は割と早くくるため、さらに奥があることがわかる。
 物語終盤に、その結末を匂わせる場面があるのだが、果たして…真相はいかに、という終わり方。
 何にせよ相変わらずの筆力で、ぐいぐい読ませる力がある作品。

2レコード表示中です 書評