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ミステリの祭典

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蚊取湖殺人事件

作家 泡坂妻夫
出版日2005年03月
平均点5.00点
書評数3人

No.3 5点 虫暮部
(2020/05/27 11:38登録)
 実現可能性の低そうなトリックや極端な偶然について、巧みな話術で読者を丸め込んでまぁアリかな~と言う気分にさせる、とはこの作者がよくやる手。しかし本書、ミステリの短編は4作とも、ネタとしては悪くないのだがその話術の効果が弱くて、結果としてなんだかぼやけた話になってしまった。
 奇術・職人モノはオマケってことでまぁいいや。

No.2 5点 yoneppi
(2011/09/01 21:30登録)
新幹線で移動中に読むには悪くない。着物だとか紋だとかはちょっと読みづらい。

No.1 5点 kanamori
(2010/08/19 17:30登録)
文庫オリジナルの短編集。
紋章上絵師、奇術趣味、本格ミステリ作家と、作者の色々な側面を見せてくれるヴァラエティに富む作品集ですが、完成度の点ではちょっと落ちると思います。本格ミステリに限ってみれば、バカミス的トリックの「雪の絵画教室」とか、凝った犯人当ての「蚊取湖殺人事件」などが面白かったですが。

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