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ミステリの祭典

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我孫子武丸犯人当て全集

作家 我孫子武丸
出版日2025年08月
平均点7.00点
書評数2人

No.2 7点 まさむね
(2026/01/05 21:42登録)
 犯人当て(一部「動機当て」もアリ)の短編5本を収録。無用な記述を排除し、「解ける」問題に設定していることが、まずはイイ(だからといって「解けた」訳ではないのですが)。特殊設定モノもあったりして、バラエティにも富んでいます。「問題編」と「解答編」の後に、作者自身の解説が収録されていることもポイントで、個人的には相当に楽しく読ませていただきました。マイ・ベストは、推理の幅も広く、サスペンス的な要素も多い「漂流者」ですね。
 ちなみに、収録作のうち「記憶のアリバイ」については、「探偵Xからの挑戦状!Season2」で既読だったはずなのに、全く記憶に残っておりませんでした。なんてお得な読者なのだろう。というか、記憶力なさすぎですかねぇ。

No.1 7点 虫暮部
(2025/11/22 12:32登録)
 全編がフーダニットと言うわけじゃないので看板に偽り有り。そうでなくともこの無骨な表題、“敢えて選んだ” のは判るけどもう少し頑張りましょうよ。
 「漂流者」が良かった。他の収録作も “犯人当て” とか関係無く粒が揃っているし、“通常の小説” 集として扱っても良いのでは?
 と思ったけど、挑戦状の文言で容疑者を限定しちゃうメタなヒントは “犯人当て” ならでは。そこは作者も楽してるね。

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