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ミステリの祭典

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網にかかった悪夢
影の探偵と根津愛シリーズ

作家 愛川晶
出版日2002年11月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 5点 虫暮部
(2024/03/16 12:54登録)
 この真相は……一応許容範囲内だけれど、オカルトに足を踏み入れかねないし、恣意的な運用が可能なので、ロジック重視の世界観にはあまりそぐわない。代理探偵シリーズにねじ込む(しかも時系列を遡って)と言う使い方は失敗だったんじゃないか。“パラレルワールドの根津愛” と緩く捉えるのが吉?

No.1 4点 江守森江
(2010/03/25 22:28登録)
今作以前では探偵役の根津愛をワトソン役に移行させ新たな美形探偵を覚醒させる新シリーズ。
どうもパッとせず根津愛の登場する作品すら次で打ち切りになった感がある(作者が作家として健在な限り可能性だけは常に存在するので断言はしない)
新シリーズの紹介編に終始するのとサイコな感じのミステリーでわざわざ新シリーズなんて不必要だと思えた。
今では年一冊書き下ろしの落語新解釈ミステリーだけを渇望される作家になっている。

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