| 空に浮かぶ密室 ジョセフ・スペクター |
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| 作家 | トム・ミード |
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| 出版日 | 2025年11月 |
| 平均点 | 6.50点 |
| 書評数 | 4人 |
| No.4 | 6点 | ことは | |
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(2026/09/27 18:00登録) 「死と奇術師」がおもしろかったから、本作も読んでみた。 「死と奇術師」は、メインの事件以外にも「これはどうつながる?」と思わせる要素がたくさんあり、終盤でそれが回収されることで構築感があったが、本作は、構築感よりも手数で勝負といった印象だ。 読みやすくて、次々といろいろな展開があって飽きさせないのだが、どれが中心の事件かも明確でなく、どこかまとまりがない。謎めいていた要素があっけなく解決するものもあるし、全体的に謎のあらためも弱い。捜査の段取りは、時代設定が昔といっても、さすがにありえない。 なとど、評価しようとすると欠点はいくつもあげられるのだが、一番強い印象は「いろいろ盛り盛りで楽しい」という点なので、なかなか不思議な読後感である。 ラストは、ちょっと共感できないなぁ。 |
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| No.3 | 7点 | レッドキング | |
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(2026/03/26 07:18登録) "二十一世紀のロースン"長編第二弾。観覧車密室・魔術ショー不可能・楽屋密室・・・ぐっじょぶ!ദ്ദി(^.^) (観覧車のオチに至っては、もう、"英国の麻耶雄嵩"^^;) |
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| No.2 | 7点 | バックブリーカー | |
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(2026/01/10 22:54登録) 麻耶さんによると令和のクレイトン・ロースン。 このご時世にこんな馬鹿げた密室ミステリーを書くことに意味があると思います。強引な筋の運び方も黄金時代の再現と考えれば気にならないですし、複雑なパズルの解明に頼らずに、ストーリーでしっかり引き込んでくれるところが素晴らしいです。 このような作家が現れればまだまだ明るいですね。また翻訳してください。 |
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| No.1 | 6点 | nukkam | |
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(2025/11/19 07:20登録) (ネタバレなしです) 2023年発表のジョセフ・スペクターシリーズ第2作の本格派推理小説で作中時代は1938年です。シリーズ第1作の「死と奇術師」(2022年)の袋綴じ本の趣向はありませんけど、「読者への挑戦状」に相当する幕間「読者よ、心されたし」が前作同様挿入されていますし、手掛かりの所在ページを教える手掛かり脚注も付いていて読者に対するフェアプレーの姿勢を強調しています。密室状態の殺人現場に被害者と2人きりの容疑者とか、奇術ショーの舞台上で突然出現した死体とか謎の魅力も十分です。複雑すぎる真相は読者が気に入らないと感じてしまう懸念もありますけど、どんでん返しの鮮やかさには個人的には脱帽です。巻末の作者謝辞では探偵小説の黄金時代の再現にどれだけ気配りしているかを説明しており、過去の大家への尊敬と共に古き良きミステリの魅力を現代に伝える作家も紹介しています。ミードと共に彼らの作品が積極的に翻訳出版されることを強く望みます。 |
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