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ミステリの祭典

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死体埋め部の悔恨と青春

作家 斜線堂有紀
出版日2019年08月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 6点 まさむね
(2026/02/15 17:53登録)
 英知大学に密やかにある「死体埋め部」。活動内容は、部名そのままで「死体を埋めること」。部員は部長の織賀と巻き込まれ副部長・祝部(ほふりべ)の二人だけ。
 暗くて重い内容なのかな…と思いきや、二人の会話は何気に好ましく、筆致も軽やか。「それで左手の指が全部折れるものかな…」等、突っ込みたい点もないではなく、この部活を承諾してしまっている自分のモラルに疑問を感じないでもないのですが、それなりに楽しく?読ませていただきました。

No.1 5点 虫暮部
(2025/08/23 13:39登録)
 題名通りの話。あぁ~それが青春。大きな縦糸としての、部長副部長のバック・グラウンドや間違った青春グラフィティは良い。
 その要素を重視してもっと高評価したいところだがしかし、(後半の “依頼人当て” みたいな部分はともかく)指折りだのスク水だのの真相(かも知れないもの)があまりに他愛ないのだ。あの程度の謎なら、もういっそ死体埋めに専念してくれた方が、ライトな青春ノワールとして鋭く仕上がったんじゃないだろうか。

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