home

ミステリの祭典

login
名探偵は千秋楽に謎を解く
名探偵シリーズ

作家 戸松淳矩
出版日1979年08月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 6点 kanamori
(2010/07/04 18:03登録)
浅草近辺の下町を舞台にした中高校生向けの本格ミステリ。
いかにも古き良き時代のジュヴナイルという感じで、下町情緒が心地よい。
内容自体は、次々と事件が発生する形式がちょっと整理不足の感じを受けましたが、それが持ち味かもしれません。

No.1 5点 江守森江
(2009/05/24 06:05登録)
主人公達は猿回しの猿で探偵が題材で替わるシリーズ。
当時は辻真先と並びうるジュブナイル作家だったらしい。
中学生頃にサラッと読みたかった。
書かれた時代には相撲も町に溶け込んでいたし、ヤクザとの付き合いにも大らかだった。
舞台が隅田川の外側で、今話題の東京スカイツリーが建設されている付近。
題材を考えると今が新たな読み頃なのかも?

2レコード表示中です 書評