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ミステリの祭典

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妖虫

作家 江戸川乱歩
出版日1969年01月
平均点6.00点
書評数3人

No.3 6点 りゅうぐうのつかい
(2016/07/18 22:08登録)
乱歩の定番とも言える、怪人と探偵が対決する話で、派手な舞台演出を見せ場とする、エンターテイメント性重視の通俗もの。
この物語での怪人は、現場に赤いサソリを紋章として残し、恐怖心を煽り立てる「妖虫」。探偵は、明智小五郎ではなく、白髪白髭の奇人の老人探偵三笠竜介。
真相の核となる、ある人物の正体には、すぐにピンとくると思う。物語の進行に伴って、それを裏付ける出来事が次々と起こるので、わかりやすい真相だ。
警視庁の簑浦係長が説明した、品子誘拐のトリックと、そのために犯人が取った手法は面白い。
次のようなことが説明されていないが、まあ良しとしよう。
・犯人は、三笠の探偵事務所の特殊な構造をどうやって知ったのだろうか。
・ショウウィンドウの人形と○○をどうやって入れ替えたのだろうか。また、その捜査の結果は。

三笠探偵が最後に品子の部屋を調べた際に行ったことは、ひどすぎると言わざるをえない。わざわざそんなことをしなくてもすんだのに、最後の場面を劇的に盛り上げるために、探偵にとんでもないことをさせている。

No.2 6点 ボナンザ
(2014/04/07 22:26登録)
これまたエログロ。探偵を明智にしなかったのは・・・。
乱歩ゆえのミスリードかな?

No.1 6点 シュウ
(2008/10/22 20:17登録)
後味の悪いラストが印象的な作品。なんで猫を・・・(涙)
ちなみに今まで倒叙以外のミステリで一番早く犯人分かった作品だったりします。

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