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ミステリの祭典

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何者

作家 江戸川乱歩
出版日1996年04月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 斎藤警部
(2025/01/06 22:30登録)
足跡往復のロジック、証拠隠滅のロジック、実に良い。 表題が良い。 最終章タイトルは “THOU ART THE MAN”。 夏休みに学生の「私」が友人宅で奇妙な事件に出くわす話。 真犯人も動機も早くに分かってしまいましたが、それでも魅力は落ちません。 変格のヘの字も無い、乱歩さんにとっては異色と言える本格中篇。 まあ状況証拠やら後出しやらアレで、完全に論理で締め上げるパズラーでもないんですが、犯人糾弾の畳み掛けが素晴らしく、充分本格だと思います。

「ところがね」 ( 中 略 ) 「ところがね」   ← このへんの空気感、好きだなあ

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