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ミステリの祭典

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朝比奈さんと秘密の相棒
鯉ケ窪学園シリーズ

作家 東川篤哉
出版日2024年11月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 6点 まさむね
(2025/02/01 15:11登録)
 鯉ヶ窪学園を舞台とする連作短編集。であるので、確かに「鯉ヶ窪学園シリーズ」なのだろうけど、主要メンバーは一変しているし、新シリーズと捉えた方がいいかもしれません。
 まずは、理事長の娘であり、在校生でもある朝比奈譲がいい味を出しています。(別シリーズでも同じようなキャラが…という突っ込みも含めて、)いかにも作者らしいキャラ設定です。相棒となる石橋君のキャラ変体質は、何とも都合よすぎる設定だなぁ…とは思うのですが、短編的には良い変調をもたらしているし、まぁ、いいか。
 中身としては、丁度いい小粒感。いや、決して悪い意味ではなく、気楽に読める短編集としていいんじゃないかな。

No.1 6点 文生
(2024/12/12 20:07登録)
鯉ヶ窪学園シリーズの第6弾にあたる連作短編です。
今回の主人公コンビは、理事長の娘という立場を笠に着てやりたい放題の朝比奈さんと、気弱なミス研部員ながら突然推理が冴えわたる石橋君。この2人の掛け合いは安定の面白さです。
一方、ミステリーとしてはやや小粒ながら伏線回収がうまくて解決編はなかなか読ませます。
特に、「茶室に消えた少女」において、人間消失を成立させる手管が見事です。

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