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ミステリの祭典

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ミッドナイト・ララバイ
ヴィク

作家 サラ・パレツキー
出版日2010年09月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点
(2025/02/16 11:57登録)
ヴィク・シリーズとしては前作の4年後、2009年に発表された作品です。その間にもシリーズ外作品はあるのですが。原題は "Hardball"、直訳そのもの「硬球」の意味で、ヴィクの父親がしまい込んでいた有名選手(実在の)のサイン入り野球ボールのことです。このボールが事件に重要な意味を持ってくるらしいことは、発見時から明らかです。その事件というのが、1966年キング牧師が中心となったデモ行進の時に起こった殺人で、ヴィクの父親が警官としてその事件に関わっていたということもわかってきます。さらにヴィクの従妹や叔父も登場し、親族を巻き込んだ事件になっていきます。過去の事件をヴィクが再調査しようとしたため新たな殺人まで起こることになる構成で、なかなか楽しめました。
前作に続き、冒頭に印象的なシーンを持ってきて、その後過去に戻る構成になっていますが、本作はそうする必要があったのかなとも思えました。

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