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ミステリの祭典

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ウサギの乱
名探偵・駄柄善悟

作家 霞流一
出版日2004年03月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 7点 Kingscorss
(2020/08/20 00:03登録)
この本を読むきっかけは面白いバカミスを探していて検索したら、バカミスとしておすすめしてる人が多かったからである。

しかし、いざ読んでみたら全然バカミスではなく普通の本格ミステリーで、ある意味がっかりした。もちろんミステリーとして内容はきちんとしたものであり、少々コメディータッチだが読み応えも十分できちんとおすすめできる本である。

それにしても、これをバカミス扱いしている人達は何を持ってバカミスと分類しているのか聞いてみたい。トリックが多少現実味がないとか言うくだらない理由なら、世に出てる本格ミステリーの殆どがバカミスに分類されることだろう。

自分の求めているバカミスは黒い仏、六枚のとんかつ、○x8殺人事件、NO推理NO探偵みたいないかにもなやつです…

No.1 6点 kanamori
(2010/07/17 15:58登録)
俳優で国会議員の名探偵・駄柄善吾シリーズの第2弾。
帯に「誰も思いつかなかった不可能密室」のような事が書いてあるとおり、結構不可能性の高い密室殺人が中心の謎。
前例の有無についてはよく分かりませんが、某大家の某名作短編を思い出しました(トリックの原理は異なりますが)。

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