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ミステリの祭典

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物狂い
土田警部

作家 土屋隆夫
出版日2004年04月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 6点 mediocrity
(2021/07/30 05:09登録)
文庫本で約500ページの大作。ものすごく丁寧に書かれているが、あまりにも丁寧すぎてちょっとくどい。冒頭200ページは老人の長話を聞かされているような感じで、なかなか読み進む気になれなかった。
殺人事件が起こると一気に面白くなり、残りの300ページは1日で読破。
犯人もわかりやすいし、アリバイトリックも正直それほどでもないが、土田警部と津村刑事の絡みが楽しい。

No.1 6点 T・ランタ
(2011/10/10 05:04登録)
土屋氏の作品としては少し微妙な評価です。
長い割には焦点がアリバイトリック一点なので動機の平凡さもあり、やや弱い印象があります。

捜査する側の刑事課はなかなか個性的な印象で、「人形が死んだ夜」以降彼らが登場しないであろうと思われるのが残念です。

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