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ミステリの祭典

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鬼頭家の惨劇

作家 折原一
出版日2003年12月
平均点2.67点
書評数3人

No.3 5点 メルカトル
(2014/03/04 22:15登録)
再読です。
ミステリとしては非常に弱い、ジャンル的にはサスペンスだろうか。でも、それなりに楽しめた。なんだか似たような作品があったような気もするが、気のせいなのか。
オチはどこにでも転がっている、使い古されたパターンだが、見抜けなかった。再読なのにね。やっぱり、読み直してみると分かるが、10年も前の作品だと、すっかり忘れている作品もあれば、ところどころ憶えているのもあったりする。その時の精神状態や、読んだ時の状況がかなり影響してくるものだと思うね。
本作は、結局何が書きたかったのかよく分からないが、取り敢えず氏独自の仄暗さや、シチュエーションを楽しめばいいのではなかろうか。
前に書かれている諸氏の評価が低いのは、折原という作家に対する期待の高さの表れなのだと解釈したい。

No.2 1点 こう
(2010/03/19 22:02登録)
 これまでで最低の出来と思った作品です。舞台設定は悪くないと思いますがホラー(としていいかもよくわかりませんが)ではなくミステリと表記しているにもかかわらず展開、結末はミステリとはとても思えない出来栄えだと思います。
 暗闇の教室 あたりからタイムカプセルまでは我慢しながら読んでいましたが低調で現在は全く読んでいませんしこの作品が最もつまらなかったです。

No.1 2点 BJ
(2004/03/14 16:57登録)
最近の折原にはガッカリさせられっぱなし。我ながらよく辛抱して読み続けていると思う。
この本は中でも最悪。話の中身は何もなく、謎も恐怖もない。あるのは折原特有のヒネクレタ話運びだけ。
最近「ホラー小説」を書いたらしいが、この人そっちを専門にしたほうがいいのかも。
  とはいえ、またミステリの新刊でたら買っちゃうんだろうな。

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