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ミステリの祭典

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クローゼットファイル
仕立屋探偵 桐ケ谷京介

作家 川瀬七緒
出版日2022年07月
平均点8.00点
書評数1人

No.1 8点 虫暮部
(2022/09/27 12:49登録)
 犯人当てではなく、物証からどれだけ飛距離を出せるか、と言うミステリ。服飾は作者の持ちネタのようだし、薀蓄の披露だと言えばその通りだが、きちんと物語として消化されている。類似品がちょっと思い付かない。  

 「キラー・ファブリック」。犯人の服の素材は、直接の手掛かりではなく、事件の構成要素への連想を誘っただけだよね。その辺が紛らわしい書き方になっていると思う。

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