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ミステリの祭典

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AI法廷のハッカー弁護士

作家 竹田人造
出版日2022年05月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 虫暮部
(2022/07/16 12:03登録)
 個別のエピソードとしての前半2ケースが面白かった。主人公に反感を抱かせつつ引っ張るセンスはなかなか。ブッチャーカバー(笑)。架空のシステムを設定した上でその隙を突いているわけだから、フェアプレイもヘチマもない、その意味ではあくまでSF。

 全体の構造がよく似た作品を最近読んだような、アレはI氏の近作だったか、模倣と言うことではなくて、連作長編のパターン(最終話で伏線回収する奴)が飽和したその先、って感じで、もしかしてこういうセカイ系もどきが今後増えるのだろうか?

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