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ミステリの祭典

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七年目の脅迫状

作家 岡嶋二人
出版日1983年05月
平均点6.20点
書評数5人

No.5 6点 パメル
(2016/01/20 01:31登録)
展開は二転三転し犯人の本当の狙いが解らず物語は進み楽しめるが
事件の真相を追うために来た場所で自分の見合い相手に会うとか
その女性が事件を追っているとか都合のいい偶然が重なったのが不満

No.4 7点 spam-musubi
(2011/08/07 09:16登録)
後半の(東京に戻るあたりからの)急展開がとても面白かった。
「特定の馬を負けさせる八百長」はカンタンだと思うが
「特定の馬を勝たせる八百長」ってとてつもなく難しい、
というか実質不可能じゃないかな・・・

No.3 6点 こう
(2008/09/06 00:27登録)
 競馬もの三作の中ではやはり「焦茶色のパステル」「あした天気にしておくれ 」には及ばないかなと思います。馬伝染性貧血を扱い、中央競馬会への八百長の脅迫など斬新な所もありますが殺人事件、トリックなどが残り2作のような競馬界でないといけない必然性がなく他の環境でも書ける内容のため作品としての一体感に欠ける印象でした。
 探偵役となる主人公のキャラクター造形は一昔前の冒険小説のヒーローのような好感のもてる書かれ方がされており作品の雰囲気も悪くなく無難な作品だと思います。

No.2 6点 COBRA
(2008/06/27 16:20登録)
競馬を扱って3作目なのに、
また新たな品を出してきて、事件も凝ってる。
ただ他2作より若干劣るかな。

No.1 6点 ギザじゅう
(2004/07/18 11:32登録)
事件の発端はまずまずだったのだが、展開の仕方がいまいちだった。最後のラストも大体予想通りの所に落ち着いてしまった感もある。
氏の競馬ミステリとしては、あした〜や焦茶色〜に比べ物足りなかった。

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