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ミステリの祭典

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うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理

作家 東川篤哉
出版日2022年06月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 まさむね
(2022/08/07 13:14登録)
 この間、様々なキャラクター(マイベストは「ゆるキャラ探偵」なのだけど)を登場させてきた作者。とうとう人間を超えて元競走馬(15歳・牡馬)を探偵役に据えてきました。関西馬だから関西弁というのは、ちょっとアレのような気がしますが、相棒が女子高生といった設定は作者らしいかな。
 最終話の一捻りは嫌いじゃないのものの、ネタは総じて小粒。疑問に思うネタも無くはない。採点はこの辺りで。

No.1 5点 文生
(2022/07/05 08:14登録)
関西弁を話す元競走馬と女子高生の掛け合いが楽しい連作ミステリ
ただ、関西弁キャラがベタすぎでもう一工夫ほしかったところ
ミステリとしても全体的に小粒ですが、金目のものには目もくれずに馬の置物だけを盗んでいった泥棒の動機を推理する「大山鳴動して跳ね馬一匹」はホワイダニットものとしてよくできています。

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