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ミステリの祭典

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シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗
〈シャーリー・ホームズ〉シリーズ

作家 高殿円
出版日2023年10月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 4点 レッドキング
(2025/04/15 20:28登録)
前作「緋色の憂鬱」よりも、もっとパスティッシュしてて、犯人まであれで・・それ以前に題名からして、まんま「犬」「狗」違いだけだし・・。ここまで原作擬えて、どこでツイストすんだ?思っていたら、「本格物」飛び越えて、「歴史奇譚」からプチ「冒険SF」にスライドして行っちゃって・・その展開もまたドイルらしくて悪くない。
※これ、コロナ・ウクライナ前に書いてるんだよな、偶然とは言え、すげぇ先見の明。

No.1 6点 虫暮部
(2022/07/09 15:02登録)
 この手のパスティーシュには “ホームズ” と言う共通言語で作者と話しているような楽しさがある。でもここまで原典をなぞるのはどうなのか。まぁ現代風な捻りとキャラ立ちは確か。張ったまま放置の伏線が色々……そこも原典を模倣している?

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