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ミステリの祭典

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不可視の網

作家 林譲治
出版日2022年04月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 zuso
(2025/02/09 21:45登録)
監視カメラシステムが張り巡らされた先端技術特区を舞台にした近未監視社会ミステリ。
全ての市民が監視されているはずの「安全・清潔都市モデル地区」で起きたバラバラ殺人を通じて、電子的な監視網のの弱点や問題点が浮き彫りになってゆく。網からこぼれ落ちるものをいかにすくい上げるか、そもそも遺漏なくすくい上げることが正しいのか、そんな問題提起を含む作品となっている。

No.1 7点 虫暮部
(2022/06/14 12:06登録)
 流石は組織論SFの第一人者。デジタル時代を背景に警察組織や貧困層の群像劇を判り易く読ませてくれる。
 “あたしのために……殺ってくれたの! ありがとう” なんて台詞で情をほだされちゃって、私もちょろいな~。
 ただ、それなりのキャリアに見合わず、文章が雑。あっ、近未来の架空のシステムが物語の基盤にあるってことは、厳密にはSF?

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