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ミステリの祭典

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恋に至る病

作家 斜線堂有紀
出版日2020年03月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 suzuka
(2022/10/09 23:17登録)
若い男女が罪を重ねていくサスペンスは昔からありますが、本作はやはり今風という感じです。
ラストの展開がよく話題になるようですが、私はこのようなラストは嫌いではありません。

No.1 7点 okutetsu
(2022/01/04 18:19登録)
殺戮にいたる病にタイトルが似ていたのでちょっと興味を引かれて読んでみた。
若者向けの作品ということで軽く読んでいたが、帯にあったラスト4行には頭を悩まされた。
確かにどちらの解釈もありうるしそれを最後の提示する作者の技量は素晴らしいと思う。
個人的にはあれはタイトル通り恋に至った証拠じゃないかと思うしそうであってほしい。すべてがサイコパス女の手の平の上のお話だったなんか悲しすぎるじゃないか。

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