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ミステリの祭典

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妖怪コンビニで、バイトはじめました。

作家 令丈ヒロ子
出版日2021年02月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 7点 虫暮部
(2024/10/02 11:13登録)
 こういう “いい話” を斜に構えずに楽しめるのは作者のセンスの賜物。名前のある妖怪ではなくオリジナル造形っぽいのも楽しい。どういう資本がどういう形態でコンビニを運営しているのか、Jペイの循環システムは、とか色々とミステリ(なんちて)。

No.1 6点 まだ中学生(仮)
(2021/06/25 22:35登録)
生きる希望を失った時、不慮の事故で亡くなった時、そのコンビニが見えるかもしれません。主人公のイズミは霊感のある男子中学生。ふと出掛けたその時、新しいコンビニを見つけた。それが妖怪コンビニでした。
ひょんなことからコンビニでバイトを始めたイズミ。そこで出会ったのは、死にたいコアと突然命を奪われたタカジュン。イズミは彼らの現状を理解し、真剣に向き合っていく。彼らと接することで見えてきた自分のこと、そして彼らの運命。
学校生活や会員制交流サイトの世界で起こる出来事に子供たちの生き方までも考えさせられる一冊。

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