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ミステリの祭典

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時をかける少女

作家 筒井康隆
出版日1972年01月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 5点 バード
(2023/09/06 19:36登録)
自分が読んだのは短編集で、表題作以外に「悪夢の真相」と「果てしなき多元宇宙」が収録されていた。表題作のみだと6点で、採点は短編集としてである。全体的にひと昔前のSF感が漂っており、私にははまらず。温かみのある文体は好き。

<個別書評>
・時をかける少女(6点)
和子の身に起きた不思議な現象と淡い青春がかみ合っている。後の2編よりも完成度は高く、中~高水準の青春ものを堪能できた。

・悪夢の真相(4点)
・果てしなき多元宇宙(4点)
現代のSF価値観で言うと両話とも古臭い&オチを見透かせる。表題作と違い、優れた他要素も見当たらなかった。

No.1 8点 虫暮部
(2021/01/26 13:45登録)
 あっれ~、こんなにシンプルな話だったっけ? 素朴な焼き菓子って感じ。
 この余白の多さが、メディアを越えて繰り返し増幅される要因か。クリームやフルーツを盛って見栄えの良いスウィーツに仕立てることが無意味だとは言わないが、土台だけでも充分美味しいんですよ。 
 昨今のラノベのスピード感とは一線を画した、若干の野暮ったさを孕みつつも丁寧に綴られた文体が意外な程に好感度高し。“でっぷり太ったメガネの小松先生”他数人、作家仲間がカメオ出演していますね。

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