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ミステリの祭典

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ユダヤ警官同盟

作家 マイケル・シェイボン
出版日2009年04月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 YMY
(2021/07/26 23:09登録)
第二次大戦後、流浪のユダヤ人がアラスカに自治区を築いたという設定の物語で、デビュー作にも色濃くあった自らのユダヤ人という出目や同性愛に対するこだわりが、強烈に反映している。
最初のうち展開がもったりする感はあるが、メンデルの正体が明らかになって以降は面白くなってくる。警察小説にして改変歴史SF小説。

No.1 5点 八二一
(2020/09/17 19:51登録)
SF方面の賞を取りまくりという先入観で読むと、だいぶイメージが違う。これだけ話を広げながら、最後はここに収束するのが感慨深い。哀愁漂う雰囲気もいい。

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