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ミステリの祭典

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もっとミステリなふたり
京堂夫妻シリーズ

作家 太田忠司
出版日2011年10月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 まさむね
(2022/02/27 10:48登録)
 京堂夫妻シリーズ第2弾。前作同様にスラスラ読みやすかったのですが、解決に直行しすぎ(解決までの「間」が短すぎ)といった印象も。もう少し転がしてもいいような気がします。それと、「それは新太郎クンの推理云々の前の時点で、警察が調べておくべきではないのか」という点も気になったかな。忙しい合間を縫って読む分には、悪くなかったです。

No.1 6点 makomako
(2020/05/25 19:18登録)
 このシリーズはかなり短いお話ばかりですが、内容はそれなりに充実していると思います。
 さらにその中に京堂夫妻のエピソードが加わって結構楽しめるのです。 
 お話の内容がそれなりに猟奇的だったり重かったりしているのに、さらっと解決してしまう。読みやすいといえば読みやすいが、ちょっと物足りないような気もします。
 奇抜に見えるお話でも、解決があまりにスムーズなため、お話としてはあれれ、といった感じもしてしまいます。
 一話ずつが短く嫌味な話ではないので、ちょっとした生き抜きとして読むならなかなかです。

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