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ミステリの祭典

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晴れ時々、食品サンプル
ほしがり探偵ユリオ

作家 青柳碧人
出版日2018年07月
平均点7.00点
書評数2人

No.2 7点 SU
(2020/05/23 17:30登録)
食品サンプルコレクターの告別式で、なぜ食品サンプルがばらまかれたのか?マニアックなコレクター探偵が挑む五つの事件。謎解きもお宝にまつわる雑学も楽しいミステリ。

No.1 7点 mediocrity
(2020/02/13 05:06登録)
<内容紹介>
ショッピングサイト《ほしがり堂》を経営する深町ユリオは、筋金入りのマニアックなコレクター。古い家電や顔ハメ看板など、ガラクタにしか見えないモノに価値を見出し、お宝として売り捌く彼は事件を解決する名探偵でもあった! カウボーイグッズを身につけた被害者が落馬めいた死を遂げた事件、判じ絵ネタをする芸人宅で発見された被害者の傍にあった道具に隠されたメッセージ、食品サンプルコレクターの告別式で食品サンプルがばらまかれた謎など全5編。ほしがりの兄と苦労人の妹が、お宝をめぐる事件に挑む!

設定だけ見ると、またビブリオの亜流かと思ってしまうが、表題作以外はきちんと殺人が起こるので本格に投票した。謎解きも満足だし、登場人物も魅力的だ。人間的なドラマも盛り込んであるので、1時間ドラマにはうってつけの作品だと思う。なおこの本はシリーズ2作目とのこと。

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