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ミステリの祭典

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恐ろしい玩具
ペリイ・メイスン

作家 E・S・ガードナー
出版日1959年01月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 nukkam
(2026/01/04 03:13登録)
(ネタバレなしです) 1959年発表のペリイ・メイスンシリーズ第58作の本格派推理小説です。婚約破棄した男性から(と思われる)嫌がらせを受けた女性が男性の前妻から男性をやっつけるための証人になってほしいと協力を求められます。前妻の言動もかなり怪しい点があり、いつのまにか殺人事件に発展して女性は逮捕されます。メイスンが「市(ロサンジェルス?!)の半分は彼の持ち物」と評する財界の大物が捜査に横槍を入れ、第15章ではハミルトン・バーガー地方検事が意外な証人を用意していると自信満々ですが、いずれもメイスンにしてやられるところが面白いです。メイスンの推理が外れてしまいハミルトン・バーガーは笑いますが、何ごともなげに落ち着いているメイスンの即座の逆転推理で一気に解決です。余談ですが弾十六さんのご講評情報によると本国出版が1959年1月で、ハヤカワポケットブック版の初版もamazon情報では1959年1月となっているのであまりに超特急でびっくりしましたが、これはamazon情報が誤っていて1959年10月が正しいようです。それでもかなり早い翻訳出版ですが。

No.1 5点 弾十六
(2020/01/28 23:18登録)
ペリーファン評価★★★☆☆
ペリー メイスン第58話。1959年1月出版。ハヤカワ文庫で読了。(なお、以下はAmazon書評をちょっと手直しした再録です。)
Saturday Evening Post連載(1958-10-25〜12-13)ポスト誌集中連載時代(10年間に14作)の8作目。連載中のタイトルはThe Case of the Greedy Grandpa。
子供を殴る父、子供を取り戻したい母、メイスン登場は第3章から。子供が沢山登場します。(読んだのは偶然5月5日こどもの日) 学校が全焼したと聞いた7つの子供のような喜び方ってESGもそっちの仲間だと思います。シリーズ初、デラのファンが登場、デラに会って感激します。メイスンとデラは赤ちゃんを借りて小芝居、二人は上等なミント・ジュレップを楽しみますが、まんまと尾行されちゃいます。裁判は予備審問、バーガーは他人がメイスンにしてやられ憤慨するのを見て思わずニヤリ、メイスンへの告発を手助けします。最後はネチネチ尋問と閃きで解決、結末はちょっと心配です。
銃は22口径オートマチック・コルト・ウッズマン、シリアル21323Sが登場。シリアルから2nd series 1948年製です。もう一丁、38口径ライトウェイト・コルト・リボルバーも登場。こちらは情報なし。コルト コブラでしょうか。
(2017年5月5日記載)

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