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ミステリの祭典

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安達ヶ原の鬼密室

作家 歌野晶午
出版日2000年01月
平均点6.75点
書評数24人

No.4 3点 エイドリアン・アドニス
(2004/02/14 22:48登録)
大仕掛けなトリックが、かなり前半で読めてしまう。
斜め屋敷のような、突き抜けたバカバカしさが欲しかった。他の二つのエピソードも中途半端。

No.3 4点 ごんべ
(2003/11/03 12:55登録)
3つの話が同一テーマで結びついているのかもしれないが、何か消化不良。先の採点者は「なるほどそういうことか!」と手を打ったらしいが、こういう面白さ(?)が解らないとする私の様な読者の方がおかしいの?
実はこの本の構成自体が好きになれなかったのかも。作者の所為というよりも編集者の所為?
ただ、表題作の物悲しさ(鬼の正体、戦時下の人の意識等々)というのは良かったですね。

No.2 8点 myk
(2003/11/01 13:51登録)
力作です。トリックもなかなか面白い。

No.1 8点 じゃすう
(2003/03/17 20:06登録)
話が良いところで次の話、というのが繰り返され最初は「え?」って感じでしたが、読んでくうちに「なるほどそういうことか!」と手を打ちました。
まったく違った3つの物語が同一のテーマに沿っていることに気付いた時は思わず感心しました。テーマは同じでも、手法はそれぞれ微妙に違うというのがまたよろしいです。

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