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ミステリの祭典

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ビール職人の醸造と推理
スローン・クラウスシリーズ

作家 エリー・アレグザンダー
出版日2019年03月
平均点4.00点
書評数2人

No.2 5点 ことは
(2020/10/18 01:21登録)
ミステリとしては、2、3点。もうね、ミステリはただの風味付け(笑)。
これは、ビール醸造所のお仕事小説です。(と思っていたら、2作目の解説に「お仕事小説」とあった。そうだよね)
ビール醸造所のお仕事小説としては、(2作目も読むつもりになったくらいには)面白かったので、間をとってこの点で。
あ、ミステリ・ファン(ミステリを期待する人)は読む必要なしです。
アメリカのコージー派って、この手ののりなのかも! 仕事を変えれば色々できるしね。それはそれで面白そうだけど、ミステリではないよなぁ。

No.1 3点 nukkam
(2019/12/06 22:17登録)
(ネタバレなしです) ケイト・ダイアー・シーリーという名義でも作品を発表している米国のエリー・アレグザンダーが2017年に発表したコージー派ミステリーです。主人公はビール職人のスローン・クラウスで、夫と子供もいるのですがその夫の浮気場面に遭遇したところから生活環境が一変します。まるでミステリーらしくないストーリー展開ですが、ようやく殺人が起きて犯人と疑われた人間の無実を晴らそうとしたりはするもののスローンが真犯人を積極的に探そうとするタイプでなくて謎解きがあまり盛り上がりません。解決は場当たり的でスローンの貢献度も高いとは言えず、謎解き要素が薄味になりやすいコージー派の中でもひときわ薄味に感じました。

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