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ミステリの祭典

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成吉思汗の秘密
神津恭介シリーズ

作家 高木彬光
出版日1958年01月
平均点6.92点
書評数25人

No.5 9点 kowai
(2009/07/05 15:36登録)
推理小説と言い聞かせないと、本当のことと信じてしまいそうになるくらいの精緻な論証で、最後まで楽しめました。追加された16章の経緯も書かれてあり、これまたびっくり。事件も歴史も真相究明の面白さは同じなんですね。。。

No.4 7点 測量ボ-イ
(2009/05/04 10:55登録)
歴史ものが好きなので面白かったです。

No.3 7点 白い風
(2009/03/14 19:18登録)
元々歴史物は好きなんですが、スケールの大きい話で大いに楽しめました。
(余談ですけど、邪馬台国などの話も大好きです!)
今回は本当の事件ではなく、神津恭介がベットの上で推理する一種”安楽椅子探偵”ですね。
真相のほどは私には判断しかねますが、ミステリとしての読み物としても文句なしだと思う。

No.2 8点 こう
(2008/05/06 23:20登録)
安楽椅子探偵物の最高峰と思います。時の娘と違い日本人になじみが深い題材で非常に面白かったです。高木彬光は同じ趣向をあと2冊出していますが題材の魅力からかこれが一番出来が良いと思います。いずれも読みにくくはなく歴史に興味があれば後の2冊もお薦めです。ジンギスカン=義経を読む前も後も信じていなくても読んでいる間そうかもしれないと思わせる書き方が素晴らしいです。ただヒロイン?というか女性協力者と神津恭介の交流というかサイドストーリーは不要かと思いました。

No.1 7点 vivi
(2008/03/05 01:09登録)
歴史小説好きな方にはぜひお勧めの作品。

成吉思汗=源義経について考察していくストーリーで、
探偵役(?)になっているのは神津恭介です。

様々な傍証をもとに、推理を繰り広げてく展開には、
殺人事件など起きなくてもドキドキしますし、
最後に「成吉思汗」に込められた意味を解き明かされたときには、
「あっ」と叫んで、呆然としました。

歴史のロマンを読みたい人はぜひ♪

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