| ネタバレ厳禁症候群~So signs can’t be missed!~ 女子高生探偵アイと助手ユウ |
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| 作家 | 柾木政宗 |
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| 出版日 | 2019年08月 |
| 平均点 | 6.33点 |
| 書評数 | 3人 |
| No.3 | 5点 | メルカトル | |
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(2026/08/04 22:04登録) これほどのトリック柾木政宗がやらずに、誰がやる。女子高生探偵と助手が挑む奇怪な連続殺人――あなたは真相を見抜けるか?「読者への挑戦状」つき。女子高生探偵のアイと助手のユウは、ひょんなことから遺産相続でモメる一族の館へ。携帯の電波が届かない森の中、空一面を覆う雨雲……外界から閉ざされた館で発見されたのは男の刺殺体だった。遺体に載った巨大な鶴の銅像と被害者の異様な体勢、それらが意味するものとは? 謎解きの最中に第二の不可解な殺人も発生。さらには二人にも魔の手が。やりたい放題ミステリ開幕!「読者への挑戦状」 本作の登場人物数名には、ある重要な秘密があります。私は読者の皆様から、それを巧妙に隠しております。 その秘密は、本作において非常に重要な意義があり、そして作中のあちこちに散りばめられた手がかりに気付けば、誰にでも見抜けることをお約束します。 そのため今ここで、僭越ながら挑戦状を掲げさせていただきます。 登場人物に隠された秘密とは何か。 ぜひ頭をフル回転させて、解き明かしてみてください。 なお、物語の途中で秘密に気付いた聡明な方へ。ネタバレは厳禁でお願いします。 秘密が明かされるには、適したタイミングがあるというものです。 物語のクライマックスだったり、登場人物のターニングポイントとなる瞬間だったり、 そして、事件の真相が明かされるときだったり……。 それでは、ご健闘をお祈りいたします。 作者 拝 Amazon内容紹介より。 これは流石に手放しで称賛する訳にはいきません。メタにメタを重ねての遊び心は良いと思いますが、肝心の事件が御座なりにされてはいないでしょうか。終盤のアレとアレの相殺とか何言ってるんだか、私の頭で十全に理解する事は出来ませんでした。確かに真面目に読んだら腹立つ作品かも知れませんね。 まあ私としてはこう云うのもアリかなと感じますが、ちょっとやり過ぎではないでしょうか。主要な登場人物以外、全然人間が描けていませんし、読み物としてどうなのかと思ってしまう自分がいます。動機に関しても期待しない方が良いです。賛成派でも反対派でもありませんが、ある意味問題作だとは思います。 |
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| No.2 | 7点 | まさむね | |
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(2019/11/10 22:11登録) アイ&ユウシリーズの続編。個人的に、「NO推理、NO探偵?」で痛い目に遭っているのに、思わず続編を手にしてしまったワタクシは歪んでいるのでしょうか?何かに疲れているのでしょうか?でも、興味ってそんなもんですよねぇ。 で、結果としては、色々な意味で読んだ意味はありました。メタメタにメタった上での、前代未聞の着地点。やりたい放題とも言えるのですが、確かに、見たことのない展開ではありました。敢えて詳しくは書かないけれども、いやはや、やってくれちゃってます。何なんだこれは、そしてこれってアリなのか?等々考えさせられます。 ちなみに、決して広くお薦めしたい訳ではございませんし、読んでどう思われようと、責任は持ちかねますので、ご了承ください。 |
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| No.1 | 7点 | 人並由真 | |
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(2019/11/02 04:46登録) (ネタバレなし……だと思う) 女子高校生探偵・美智姫アイと、その親友(百合)で助手の取手ユウ。ふたりは成り行きから、すでに他界したとある老富豪の嫡子と知り合った。だがその富豪の遺した莫大な遺産の行方を巡り、元ホテルの屋敷内で殺人事件が発生する。一方、アイの兄で警視庁捜査一課の刑事・レイジもまた、妹たちとは別個にこの事件の関係者に関わり合うが。 『NO推理、NO探偵?』に続くアイ&ユウの事件簿の二冊目で、前巻は連作短編集だったので、今回はシリーズ初の長編となる(作者にとっても初の長編作品)。 タイトル通り、本作のトンデモな仕掛けについてはここでは口が裂けても言えないが、謎解きミステリのコード破壊? をどこまで許容するかで評価が決まるであろう一作であり、その実質はバカミスというよりナンセンスミステリの域という気がする。 個人的には良くも悪くも(中略)な、作者の手際をクスクス笑いながら楽しんだ。 こういう作品の場合、読了後にマジメに立腹して1点や2点をつけても、あるいは「ふーんまあこんなもんだろうね」と冷静さを気どってうそぶきながら5点とか6点とかのソコソコの評点を下しても、すべて作者が想定する反応の裡という感じである。 読み終えた後にTwitterを覗くと絶賛派? と激怒派に二分されているようだが、そのお騒がせ度こそこの作品の価値だと思う。だから繰り返すけどこの後のレビューの方、怒ってもホメても、斜に構えても軽視してもよろしいかと(笑)。 とはいえ新本格ジャンルの作品で、これに近い趣向のものが全くないとも思わんけどね。少なくとも私の狭い読書域でも、長編で一本、短編で一本、似たような形質の前例を見やりはする。ただまあそれを踏まえた上で、この一冊にはそれなりの……があるとは思うよ。 |
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