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ミステリの祭典

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11人いる!
漫画

作家 萩尾望都
出版日1994年11月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 7点 弾十六
(2019/05/17 05:41登録)
子供の頃、じいちゃんの家で見つけた少女雑誌(叔母さんが昔、買ってたもの)にこれが載ってて、でも前編だけだったのです。設定がいかにもエスエフ!そーゆーのほぼ初めてだったので強烈に刷り込まれました。若い、瑞々しい作品です。
後編、どーなるの?とずっと気になってて、でも見るのが怖いような気がして、やっと十年後くらいに単行本で読んだのですが… まあね。がっかりでしたよ。期待が大きすぎた訳です。
しばらく読み返してないので、警部さんのおかげでまた読みたくなりました。書庫を探さなくては… という訳で個人的には残念感が印象深い作品なのですが、日本SF界黎明期の大傑作です。若さって素晴らしいですね。

No.1 6点 斎藤警部
(2019/05/16 07:02登録)
SFミステリ少女コミックの古典。 物語の設定とディテール(絵も!)は面白いんだが、ミステリとしては 【ここからちょっとネタバレ的】 真犯人が意外性的にまったくキラキラしてないのは致命的! だが第一に味わうべきはそこでなかろう、ミステリだと構えて読まないほうがよかろう、或るスペシャルな人物を中心に物語と絵のきらめきを愉しむのがいいですよ。そしたらこりゃオモロいよ。 

全宇宙の超エリート層を養成するその名も「宇宙大学」入学者選抜試験のラストステージは、外界との接触が一切遮断された宇宙船の中で10名の受験者が(地球風に言うと)2か月程度の期間を共同生活でつつがなく最後まで過ごせるかという課題。 ところが、試験が始まってみると船内にいるのは10名よりちょっとだけ多い11名。 1名ニセモノが紛れ込んでる。誰だ。。。。。。。。 という設定で進むお話。

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