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ミステリの祭典

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翼竜館の宝石商人

作家 高野史緒
出版日2018年08月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 蟷螂の斧
(2019/02/23 21:57登録)
1662年のアムステルダム。密かに葬られたペスト患者が、レンブラントの絵の中から復活?・・・。その真相とトリックは大満足です。しかし、アムステルダムの雰囲気の描写が、ややくどかったかなとの印象。トリックを欲張り過ぎたためか、その分だけ伏線の描写をしなければならず、その点が逆効果でかなり散漫に感じられてしまった。また、回収されない部分も・・・。非常に勿体ない。

No.1 7点 猫サーカス
(2018/12/26 18:54登録)
17世紀のオランダが舞台。ペストで死んだ男が、屋敷から運ばれ埋葬された。だが翌日、屋敷の密室状態の部屋で、男とうり二つの人物が見つかる。意外な人物が謎解きを始めると、事件とは無関係そうな描写が重要な伏線だったと分かるので衝撃も大きい。世界の南北格差や人を使い捨てる資本主義の論理を想起させるトリックは、現代社会への皮肉に思えた。

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