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ミステリの祭典

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バットランド

作家 山田正紀
出版日2018年05月
平均点7.50点
書評数2人

No.2 7点 虫暮部
(2026/02/07 15:41登録)
 世界を玩ぶような戦いを別の言葉に託して描く、読者のイメージ受容力を問う想像力の氾濫。都市の汚濁が世界を裏返し、中世の手作業のよって時を越える……読んだことのない景色が幾つも立ち現れた。ただ、物理学用語でスペース・オペラ的アクションをやった「雲のなかの悪魔」だけは少々疲れた。そっちの素養が無いのよ~。

No.1 8点 YMY
(2018/10/02 20:20登録)
五つの中短編を収録した最新作は、力作ぞろい。
認知症を患った詐欺師のユーモラスな逃走劇から始まる表題作は、廃坑を利用したニュートリノ検出施設に生息するコウモリの異変や、ブラックホールの「蒸発」などが次々と判明し、宇宙消滅の危機へと急展開する。
たたみかけるようなテンポの良さとスケールの大きさは、まさに山田ワールドといえるでしょう。

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