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ミステリの祭典

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火刑列島

作家 森晶麿
出版日2018年06月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 5点 VOLKS
(2018/09/24 12:37登録)
楽しめた、のですが、そこそこ、といった感想です。
特殊能力を持つキャラ設定も、くだけた(ふざけた)キャラ設定も嫌いではない…むしろ好ましく思える作品(ST警視庁科学捜査班など)も多々あるのですが、この作者の文体と合わさるとどうも苦手感がありました。
殺人至る動機は、ありがちというか有り体な感じもしますが、そのやり方はなかなか面白いと思いました。

No.1 7点 虫暮部
(2018/07/23 10:26登録)
 いやーびっくりした。途中で山田正紀の本とすり替えられたかと思った。少し頭のおかしい三人組が自分のことは棚に上げて傍若無人に火災を追いかける珍道中、ではあるが後半ぐんぐん箍が外れる様がスリリングでギリギリの着地点に拍手。導入部はちょっとチャラい新本格第3世代あたりのパターンか、と感じてしまうが敬遠せずに読むべし。私は好きだ。ただ、文体は普通にしちゃったんだなぁ、このひと。

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