home

ミステリの祭典

login
探偵少女アリサの事件簿 今回は泣かずにやってます
探偵少女アリサの事件簿シリーズ

作家 東川篤哉
出版日2017年12月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 6点 makomako
(2020/10/31 07:19登録)
 東川氏のユーモアミステリーは最近キャラクターをどんどん増やしているようです。
 探偵少女アリサもその一人。
 氏は純粋推理としては問題があるが、そこをユーモア小説だからこんなもんで許してね、といったお話なのでかえって大胆なトリックが出てきたりして毎回楽しませてくれます。
 今回もその系統のお話ですが、ちょっとユーモア度が足りないかな。
 この子を主人公とすればまだ何作も書けそう。次回を期待しましょう。

No.1 5点 まさむね
(2018/07/08 18:16登録)
 探偵をやりたくて仕方がない10歳の美少女・有紗(アリサ)。しかも両親ともに名探偵で、国内外で活動中。なんか某アニメ作品の少女版って感じもしますねぇ。そして両親不在の際、アリサの子守役を依頼される「なんでも屋」の橘良太(31歳独身)。この2人のコンビによる連作短編集第2弾ですね。
 正直、各短編のネタ自体は、どれも小粒です。何かに使えるかも…とネタ帳にメモっておいたヤツを引っ張り出してきました…ってところか。何気にテレビを見ていて思いついたネタもありそう。まぁ、軽く読む分には悪くないのだけれどもね…。
 ちなみに、この2人のコンビって、アリサの両親の設定も含めて、結構使い勝手がいいような気がするので、大事に(?)使うって手法はないものかなぁ。逆に使い勝手がいいからこそ、軽い短編にフィットするものなのかな。

2レコード表示中です 書評