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ミステリの祭典

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火の神の熱い夏
南美希風シリーズ

作家 柄刀一
出版日2004年09月
平均点6.00点
書評数3人

No.3 5点 蟷螂の斧
(2018/04/29 22:35登録)
消去法による犯人絞り込みのロジックは楽しめました。長さも丁度良い。推理が、これ以上長いとうんざりしてしまうタチなので(笑)。一方、物理的○○殺人が、いとも簡単に探偵により見破られてしまいます。こちらは、もう少し勿体ぶった方がよかったかも。

No.2 5点 nukkam
(2016/02/08 02:06登録)
(ネタバレなしです) 2004年発表の南美希風(みなみみきかぜ。男性です)シリーズ第1長編で、光文社文庫版で250ページに満たないコンパクトな本格派推理小説です。短いながらも謎解きは充実しており、転々とする容疑と論理の積み重ねによる推理を楽しめます。但しトリックについてはわざと曖昧な説明に留めているところがあって、読者によってはすっきり感が味わえないと不満を抱くかもしれません。まあ放火トリックなどは詳細かつリアルに説明して、実社会で模倣犯罪が発生しては作者も責任の取りようがないと開き直られたら仕方ないような気もしますが。犯人当てとしてはきちんと成立しています。

No.1 8点 イッシー
(2008/03/16 13:38登録)
中篇だが非常に良く練られていておもしろい作品だった。

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