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ミステリの祭典

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流転の女

作家 松下麻理緒
出版日2011年10月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 5点 名探偵ジャパン
(2020/02/09 23:06登録)
『転落』と改題された文庫版で読了しました。
「普通」という感想以外、特にありません。
でも、これは別に貶めているわけではなくて、こういう「普通さ」って重要だと思うのですよ。これは多分、誰でも読めます。「ミステリって面倒くさいから苦手」という人も、これなら読めます。で、「ミステリって難しいと思ってたけど、意外といけんじゃん」と自信を持ってくれたら、さらに世間で話題になっている有名どころのミステリに手を伸ばしてもらえたりする可能性があったりなかったりしますから。

No.1 4点 蟷螂の斧
(2018/05/11 20:26登録)
32年前に事故として処理された女子大生の水死。13年前の不可解な少女誘拐事件。そして、末期ガン患者だった老人の死。公園の隅にあった1本の柳が切り倒され、その根元から宝石の入った箱が出てきた。やがて3つの事件が繋がっていく・・・。

題名から、サスペンスものを期待したのですが、事故や事件そのものがあまり面白くなかった。よって結末も・・・。まあ読み易い文章ではありますが。題名の「女」とは誰で、どんな意味なのか?の方が謎です。

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