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ミステリの祭典

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ライオン・ブルー

作家 呉勝浩
出版日2017年04月
平均点7.50点
書評数2人

No.2 7点 take5
(2023/08/04 10:03登録)
人並さんの書評で読んでみました。
文体の人称からはうまく隠されている
反転の妙や、
人間がよく描かれています。
名作だと思います。
2017年版で読みましたが、
装丁の絵がテーマの隠喩になっています。

※夏の甲子園を違った目でみられるかも。

No.1 8点 人並由真
(2018/02/09 13:09登録)
 いや2017年の国産ミステリの中ではかなりの秀作ではなかろうか。
 連作形式の警察小説として、地方の交番での緊張感ある人間模様と毎回の謎解きミステリの興味を追いながら、終盤で意外な方向に畳みにかかってくるその鮮烈さ。
 久々にミステリでこの種類のぞくりとする怖さと逆転の快感を覚えた。

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