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ミステリの祭典

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第二の銃声
ロジャー・シェリンガム

作家 アントニイ・バークリー
出版日1994年12月
平均点7.43点
書評数23人

No.3 8点 itokin
(2009/07/10 12:48登録)
前半の劇設定に無理があると思うが、これが、1930年に書かれた作品かとびっくりさせられる。当時としてはかなり実験的な書き方だったと思われるが、話の展開、終盤のまとめなど、その後の作家の教科書になったのは間違いない。

No.2 10点 こう
(2008/09/14 23:19登録)
 個人的にバークリーの作品で最も気に入っている作品です。某有名作品に触発されて書かれた作品ですがフェアプレイに満ちた成功例だと思います。またあの有名な序文を読むためにも一読をお薦めします。

No.1 8点 ElderMizuho
(2008/01/27 01:29登録)
反則、二番煎じとも言われそうですが、本書独自の味付けも随所にあり、個人的には全く問題ないと思います。
むしろネタをそのまま出した某作品よりも事件自体にも工夫が凝らされているのが好印象。ネタがわかってても楽しんで読めるはずです。
二転三転の展開にはやや無理があるのが残念ですが娯楽性は充分で一気に読まされました。
もちろん結末も意外性充分で満足

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